フィンランドパイン・マシンカットログ(丸ログ)
   
1.基礎。一般的なべた基礎ですが、厚みは普通よりもかなり厚めに作りました。 2.ログの材料が到着しました。港でコンテナから10tトラックに積み替えて現場の近くまできましたが、途中から道が狭くなっているので、近くの広場で4tトラックに積み替えて現場まで行きます。 3.仮置き場。現場は山の奥の吹雪いている所です。寒そ〜。
   
4.土台を敷き、根太を施工しているところです。 5.根太の施工が完了したところです。 6.根太の上に床合板を貼っていきます。
   
7.ログ一段目。あらかじめログを置く位置に墨で印ををしておきます。それに合わせて慎重に作業を進めます。ここで適当な作業をすると後で大変なことになってしまいます。ちなみにここのログの大きさは直径約21センチです。 8.ノッチ(ログの交差部分のことです)にはすきま風対策として断熱材を敷きます。グラスウールではありませんので素手でさわっても全く大丈夫です。ログの上の白い2本の線はスポンジ状のシール材です。 9.だぼを打ちこんで下のログとつなげます。次の段を積んだとき、同じ穴にだぼを打ちこんではいけません。その隣の穴に打ちこみます。そしてその次の段は元の位置の穴に打ちこむ、という様に交互に入れていきます。
   
10.電気の線を通します。ログの間にはさまない様に注意します。万一挟んでしまうと断線の原因になります。 11.7段目ぐらいまで積みました。長いログだと大人2人でも腰より上には上げられないほど重いのでクレーンを使っています。 12.16段目ぐらいです。ここから梁(上階の床の骨組)を架けていきます。
   
13.ログの木口には番号が書かれたシールが貼ってあります。図面を見ながら番号順に組んでいきます。 14.妻壁(三角の壁)部分をやりかけているところです。 15.棟(建物で一番高いところにある構造材)を架け終ったところです。
   
16.正面から。 17.たる木(屋根の構造材)をならべて行きます。 18.この上から合板を貼っていきます。合板の継目がたる木の上になるように割り付けてあります。
   
19.たる木が完了しました。 20.たる木の上に合板を貼ります。この上にルーフィングを貼り、屋根材を葺きます。 21.窓を取り付けます。この後内部を仕上げて行きます。
   
22.部屋側から窓を見たところ。 23.内部の施工中です。フローリングや階段を造って行きます。 24.リビングとキッチン。階段も完成しています。
   
25.畳スペース。腰を掛けるのに丁度良い高さになっています。また、畳下はたっぷりの収納スペースです。 26.玄関収納。折戸も無垢の木製です。 27.広々としたウッドデッキが完成しました。建物の真裏の位置になります。
   
28.裏のデッキは建物の正面まで繋がっていて、車椅子でも楽に降りられる緩やかなスロープになっています。 29.完成後全景です。手前の池はビオトープ:毎朝晩の訪問者、サルやシカ、イノシシなどの水飲み場です。 30.裏はこのようになっており、高床下は便利な倉庫スペースです。
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